2021年12月12日日曜日

三日月

 

不思議なもので、自分が求めているときは、それにこたえてくれるものが

自然に現れるのですね。うちから歩いて3分の古本屋に何故か出たばかりの

新刊が置いてありました。

インドの詩人タゴールの詩集「三日月」

内容は、赤ちゃんや幼い子どもたちのお話です。

1913年のものを再現した装丁も完璧。





2021年12月4日土曜日

いのちの母国探し


いのちの母国 それは個人のふるさとでもなく、帰属する国家

でもなく、分立する宗教界でも対立する民族や文化文明でもなく、

それらをかいくぐりつつ、いのちの星に生まれたいのちたちの

共存への、幻なのです。



日々、生まれたままの裸のいのちへとくりかえし帰ること。

自分とは他者と出会ういのちへの裸道。



森崎和江 「いのちの母国探し」より